パンダに生まれ変わりたい

さまざまな日常

続発性POP VIRUS症候群(2/27,28東京3/10福岡)

はじめに

過去のライブレポを転生させよう④

星野源 DOME TOUR 『POP VIRUS』の感想記事。

『Continues』がないのは、「追加公演行ってから書こう♪」と思ってSSAに行ったらさまざまなことを考えてしまい書けなかったからです。
セトリといいコンセプトといい本当に好きなライブではあったのですが。
OPなんて気を失うかと思ったくらい興奮したでしょう。宮野真守の「続いていくんです!」という力強い声、今も思い出せる。

さて、ドームツアーは私にとって非常に思い出深い公演でした。
本当に最高だったよね。「最高」ってこのことを言うんだ、と思った。今後これを越えられないんじゃないかな、とか、思った。
杞憂だったからこそ今こうやって書けるのはありがたい。
「Same Thing」の前であることを思うと、源さんも世界も随分変わったな、という気持ちになりますね。
てか写真残ってないのほんと!? 絶対撮ったとおもうんだけどな……。


当時の感想

東京ドーム両日、ヤフオクドーム(当時)公演に行ってまいりました。
札幌公演までは諸事情により人権がなかったので、実質行ける公演にはすべていった形です。当たってよかった……。
そもそも外れるなんてことは想定していなかったのですが、28日の東京ドームはイエパス先行で外しました。
そのあとのLINEチケット先行で当てたので良いのですが、4階席という初めての経験をすることに。
なんとなくイエパスは見やすい席が割り当てられているように感じましたね。4階席の入場口がみなさんLINEぽかったし。
今回経験した座席は、
・2/27東京ドームアリーナ最前ブロックの10列目付近
・2/28東京ドーム3塁側4階席
・3/10ヤフオクドームほぼ真正面1階スタンド
です。
そして今回は家族や友人と連れ立って行きました。
公演後に喋りながら帰れるのはいいですね。


【東京公演所感】
いやはやすごかったですよ東京ドーム。何よりも広すぎる。
両日参加できたのですが、席がアリーナ最前ブロックと天井席で、全然違う場所から見れてよかった。
でも、セカンドステージがほとんどアリーナ最後列だったのもあり、スタンドの傾斜が急だったのもあり、遠いという感じはしませんでした。
てかあれ、源さんが「ドームだけど狭く感じる」と言ってたのはこれか? おべっかじゃなかったのか!!

個人的には28日の公演はとてもよかったな~~と。比較してじゃないですよ。
自分のコンディション、その場の雰囲気、遊び方。そういうのがハマっていたように思います。
あと、でかい会場はやっぱりアリーナよりスタンドのほうが演出含めて楽しめますね。視界もいいし。
なぜかアリーナで演奏中お喋りさんが周りにいることが多いのもあります…これは運でしょうが。
4階席から見た、5万人の声援と視線に潰されずに飄々と花道を闊歩する星野源。この景色は忘れられない。
すご 5万人てすごい人ですね。その圧なんか感じさせない風にギター一本で弾き語る姿、また見れるものなら見たい。
本当に人が海のようで。きれいでした。
アリーナだととんでもなくモニターがでかくて、弾き語りのときのギターの弦がライトを反射して流れ星のように輝く様に見とれました。
あのモニターはスタンドで聴こえている音に合わせているんですね。ダンサーさんもセカンドステージに近い方とメインステージの方とでずらしてくれていた? 気がしました。とてもありがたい。

【福岡公演所感】
東京終わった時点では「これは次も4階スタンドアリだな」という気持ちだったのですが、福岡で1階スタンドを経験したら「次も1階スタンド~~~!!」という気持ちになりました。
4階席だとさすがにライトはこちらに向いてないので神視点というか遠景固定カメラというか、本当に全部見えるね! て感じなのですが、1階スタンドだと照明が全部こっちに向くんですよ。
初めてステージの照明が全開になったときに「光の中にいる……」と思いました。
源さんの後光に照らされている感覚というか。
あと、福岡は東京より開始が1時間早かったのもあるのか、進行が緩めでした。
某曲の間奏もタイムオーバーしまくっていたし、最後も写真撮影したし!
演者さんたちの雰囲気もとても良かったです。
そして、源さんがおっしゃっていたように、とても雰囲気があたたかで、またここに来たいなあと。

以下、おぼろげな記憶でのネタバレ曲別? 感想です!
MC思い出そうとしても全然思い出せない!!!! なんでだ!!!!
曲によって量が全然違うけど記憶が消滅しているせいだと思ってください。

1、歌を歌うときは
あのですね。
東京が初参戦だったので既にネットにはセトリが上がってたんですけど。
一曲目を予習のためにセトリを見ていた親にバラされかけて。
「おとなしい歌から始まるんだね~」と言われて「ストップ!!!!!!!!!!!!!!!!!」と大声を出しました。
しかしそこから半月ものあいだずっと一発目の曲がなんなのかを悶々と考えていました。
「ばらばら」か? 「くせのうた」か?
なかなか決定打と思える曲がないまま、私はBGMに横アリTwo Beatのブルーレイを流していたある日。
「歌を歌うときは」が聞こえてきて。
あ、これだ。と腑に落ちました。
公演終了後に後ろを歩いていたお客さんが「一曲目だけ聴いたことなかった」といっていたのも無理はない。
アルバムには入っていない、1stシングルのカップリング曲なのだから。
MCで源さんが「この曲は、昔、ライブで歌うために作った曲です」と言っていたけれど、なんというか、選手宣誓のような曲に思える。
「思い伝えるには 真面目にやるのよ」という言葉の通り、源さんは今日に至るまで、ずーーーーっと真面目だった。
作り手として驕りや妥協をこちらに見せたことが一度でもあっただろうか、いやない。
源さんの真摯さ、真面目さを、ここまでまっすぐに表現している曲は他にない。
そしてこの曲から始まるドーム公演を想像したらブワッと鳥肌が立って。
あ、この曲だな、と思ったわけです。
そして的中という!!!!!!!!! やった!!!!!!!!!!!
すごくないですか? いやおとなしい曲というヒントはあったけど。あったけど!
ともかく、センターステージにすっと現れて(両日ともそこは見づらかったのですが、多分せり上がってきた?)、指慣らしの和音が響いた瞬間、「あ、『歌を歌うときは』だ」とわかったんです。とても幸せな瞬間だった。
5万人のど真ん中で宣誓をしているようで。
繰り返しの多い曲だけど、繰り返し心が染められていくようで素敵でした。
モニターの映像もないから、本当に5万人が源さんのことを見つめていた始まりでした。

2、Pop Virus
拍手と声援。そして少しの沈黙とアルペジオのあと、一本のギターからこの曲が始まる。
東京で初めて聴いたときは立ち尽くして泣いてしまった。
初めてこの曲をラジオで聴いたときから、この曲をドームの真ん中で聴いたら私はどう感じるのか、ずっと想像していた。
人の海の中、アリーナで聴いたときは、遠く目線の少し上に立つ星野源さんの姿は、想像していたとおりで。
アー写のような、視線が合わない感じ。遠く蜃気楼のようにさえ見える。
4階席から見えた、青く照らされたセンターステージとアリーナの人々。8拍目のシンセの音でモザイクのように明滅する照明。
1階スタンドには真っ青な照明が突き刺さる。時が止まったかのような、一面の青。
そして、その中心に立つ星野源という人。
そこだけは重力が違うのではないか、という感覚さえ想像したとおりだった。
その重力も物ともせず、静かに語りギターを鳴らす源さん。
心拍のようにビートを刻むMPC、割れるガラスの音。
そして、「刻む 一粒の永遠を」の言葉がこだました瞬間に、東京ドームは音の水槽に変わった。
花道を歩きながらメインステージへとまっすぐに進む様の力強さ。こんなん、誰にも止められない。
東京ではとても手拍子ができなかった。
私はいつか書いたように、Pop Virusは世の中への呪いも含まれた曲だと思っているし、その「世の中」の中に私も入っているから。
だからずっと、MVの最後のサビであんなに明るくなるのが理解できなかったし、その明るさにすら怖さを感じていた。
でも、幸運にも私には今回3回チャンスがあった!!!
そしてありがたいことに、福岡ではあのMVを私の腑に落とすことができた。
というか、福岡は照明からして全然違う感じがしたんだけど? 私の感じ方のせい? 客席が白かった。東京は青だった気がするけど多分気のせい。
客席のノリにようやくついていけた……。別についていけなくてもいいっちゃあいいけど。
本当に好きな曲だったので、いろんな感情と共に聴けたのが本当に嬉しかった。
この曲を作った星野源という人が目の前にいる、という感覚もちゃんとあった。
それだけの強さがある曲だ。と思う。

ちなみに、モニターは「ふざけた人間だった」から映っていました。ぱっと全身が映ってね、圧がすごかった。星野源という人間の圧。
正直モニターに映る源さんくらいでかく見えましたよ、生でも。

3、地獄でなぜ悪い
そして続いてもはや定番の「地獄でなぜ悪い」。
個人的にはYELLOW VOYAGEの真っ赤な照明の狂った感じの印象が強いですが、今回はもう少しノリよく、というかかろく行進するような感じがしました。
そしてこれももはや恒例の「同じ地獄で待ーーーーつぁ⤴ーーーーーー!!!」
ブラスが華やかでライブで聴くとブチ上がる曲ナンバーワンです。
「居場所などないさ」を溜めて歌っていたような気がします。3回行ったのになぜ覚えられないのか……。
裏拍手拍子ってやっぱり楽しいですね。
福岡では前のお父さんが戸惑いながら裏拍を取っていました。難しいよね。
ここで「星野源です!」って言っていたようなMCが入ってたような気が。3回行ったのになぜ覚えられないのか……。

4、Get a Feel
音楽的なことはわからないけど、リズムがとても好きな曲。
楽しさのジャンルが「Night Troop」に似ている。
ライブを経て改めて歌詞を見てみると、「歌を歌うときは」が源さんの宣誓の曲なら、「Get a Feel」は源さんが観客を誘って煽る曲だなと。
get a feel for~は「感覚(コツ)をつかむ」という熟語ということで、「心揺らせ 16に乗って 手を叩け 裏側で」がそのものなんだろうな。
この曲はとても、なんだろう、観客に語りかけている感じがして嬉しかったしテンション上がった。
源さん→私たち、という解釈が妥当に思える珍しい曲。そういう曲はあまりないように思うので。
そう思うと、「Week End」や「地獄でなぜ悪い」のようにテンションぶち上げソングじゃないけどライブ向きの曲だなあと。
1回めはあまり歌詞考えず聴いてたけど手拍子したくなったのはこの辺の背景の影響だろうなと思います。
そういえば源さんが「16に乗って」でハットを叩く真似? をしていた。

今回はどでかいモニターがいっぱいあった(数忘れた)んですけど、源さんがかなりカメラに意識を向けていて、表情も大きく見せてくれました。とても嬉しかった。
ツアーに行く前一ヶ月くらい、ずっと過去のライブ円盤を見てたんですよ。武道館からContenuesまで。
編成も歌の巧さもどんどん変わっていくけれど、表情の変わり方のなかなかダイナミックで驚いた。
しかし今回の進化っぷりもなかなかです。音楽番組で「アイデア」を披露している姿を見ればわかるけど、テレビでさえ枠いっぱいいっぱいの表現してくれるので、自分のライブになればもっとはっちゃけてくれるよね、って話。

5、桜の森
収録の関係なのか暗転が多い。
ギターを携えた源さんが照らされるのと同時に、ギターリフ(っていうんですか?)が響く。
ああ~~~桜の森だ!!!!!!!!! 頭を振りたくなる曲堂々のナンバーワン。
Continuesあたりから始まった長岡さんと二人のギターの入りがめちゃめちゃに好きで!!!!!!!!!
初回特典DVDのレコーディングでは源さんがシンセの方に「こんな感じのフレーズで」とギターで弾いていたんですが、ギターの音があるのもいいな~とずっと思っていたので、Continuesで掛け合いが始まった時はめちゃ嬉しかったです。
そういえば「Crazy Crazy」も「桜の森」も元々ギターいない曲ですか? ですね!(調べた)
「Crazy Crazy」もライブ版でギターが入るの好きで……合いの手みたいなとこクゥ~~ってなる。
照明は確かピンクでした。照明めっちゃ感動してるのにいつも全く覚えてない。基本嘘だと思って読んでほしいです。
楽器がどんどん入ってくる系の曲、わくわくするのでワクワクが止まらねえぜ!!!! という感じ。
終わったところでMCが入った気がする。
声援に対して「どうも、源さんです」。
「チケット即日完売、ありがとうございます」
「すごい景色」
「(2/27東京ドーム)さすがにめちゃくちゃ緊張しました」
昔と今の話を少ししていたように思います。

6、肌
最初に少しドラムソロが入っていた。
福岡では前も後ろも家族連れだったので結構響いた……。
「どんな 近づいても 一つにはなれないから」という事実を諦めではなくどこまでも肯定しているような雰囲気が好きです。

7、Pair Dancer
POP VIRUS PLAYERで聴いてびっくりした曲。結婚してるじゃん!!!!
結婚している曲といえば老夫婦ものとステップで予防接種していたので、こう、ど真ん中の曲が来るとね……ビビるよね……。
それはおいておいて。
ELEVENPLAYさんの二人組ダンスが情感いっぱいですてきでした。セカンドステージでも踊ってくれたのでとてもよく見えた。
真っ青なワンピース(一人はワイドパンツ?)がひらひらと舞うのが美しくて……。
源さんがステージからの景色で泣きそうになる、と言っていたのはこの曲でしょうか。
しんしんとした静けさと雪のように積もる愛の歌だなあと思います。
「彼方」とかでも感じる静かな愛の歌。

8、Present
まっすぐ舞台の下から上へ貫く照明。これだけは鮮明に覚えている。
檻だ、と思った。運命の檻。
明るい曲ではないけれど手拍子したくなるのはゴスペルっぽいからだろうな。
最後の部分は一気に雲が晴れる感じがあっってさいこ~~~に好きです。
歌詞でもそう言ってくれてるおかげでパブロフの犬というか、音楽としての意図を見せやすくしてくれているのはありがたいです。
次に似た展開の曲を聴かせてくれたら間違いなく晴れ間を想像できることでしょう。
最後の「高く手を振った」でみんなで手を振ったのも思い出。こういうのすごく好きなんですよ……。

そういえばここの流れはアルバムと同じですね。

9、サピエンス
CMについて一言MCを挟んでからの「サピエンス」。
「あと2曲したらそっちにいきますから!」とセカンドステージを指差す。
アニソンみたいで好きだな~~と思ってたらCMでもアニソンぽく使われてましたね。わかる。
明るいけどこの曲にも諦めが漂っていて。でもそれも味わいながら先へ駆けていく様が心地いい。裸足で芝生を走るような曲。
失敗してコケて、それを笑ってまた走り出す、っていう流れが好きです。
そして途中でダンサーさんが舞台のサイドから登場! そしてここでステージにベルトコンベアが付いていることを知る!
衣装は今までのMVの衣装。アウトロの振り付けめっちゃ可愛くてガッツリ見させていただきました。
ドラムソロがあったのは……この曲でしょうか。ソロがあった曲、ぶち上がりすぎて記憶が飛んでしまう。

10、ドラえもん
「サピエンス」の崩れ行くアウトロのまま、「ドラえもん」のイントロ!
「助けて、ドラえも~~~~ん!!!!!」、そして水色と白の照明! ドラえもん!!!!
最近気づいたんですけど「ドラえもん」、すごく好きです……。
毎年映画を楽しみにしていたころ。入場者プレゼントの袋をワクワクしながら開けていたころ。の私を思い出す。
そして同時にその頃の私を思う今の私の視点もあって。
今の子供達がいつか大人になってまた「ドラえもん」を聴くんだな、と思うと幸せになっちゃいますね。羨ましい。
福岡で後ろの男の子が歌ってたのがまた可愛くて可愛くて。
でも女子どもが歌うにはやや低いっす!!!! 
そして東京2日めではマイクトラブルあり。その前も何回か音が飛んでたけどこの曲の冒頭が一番デカかった。
改めてリアルタイムで人が作り上げてるんだな……と思って感謝する。
そういえば石橋さん、本家「ドラえもんのうた」のイントロの三連符をちょっとねじこんでたような。(ラジオで言及してましたね)
「ドドドドドドドドド!ド!」で手を突き上げるの楽しいですね。前の方がやってて真似してました。
間奏の「ぼくドラえもん」のフレーズはみんなで歌いました。

~一流ミュージシャンからのお祝いメッセージ~

11、ばらばら
今ツアー二大サプライズその1、客席演奏。
すご すごくない? 気づかれないのか?
スタッフに変装して、ニセ機材席に源さんが現れ、「ばらばら」を弾き語りました。
「(全公演で)一度客席で歌うのをやってみたかっったんです。消防法の関係でここだけできました」
「(2/28東京)この距離でオペラグラス使っても意味なくない!?(笑)」
「(福岡)ネットあるんだね」
15年前に作った曲。一人で作っていた曲をこうやって何万人もの前で披露できてるってすごいことですよね。というお話。
「肌」って「ばらばら」のハッピーエンドみたいな曲だなあ、とここで思う。
「こんどこそそっち(セカンドステージ)に行きますから。でもドームって広いので、ちょっと待っててください。ここに来るのにも車移動だったんですよ。(福岡:外に出たんですけど寒いですね。皆さん来てくれてありがとうございます)その間、STUTSくんが僕の曲をさんプリングして曲を作ってくれたので、楽しんでください!」
セカンドステージにはSTUTSさんの姿。
まずは「Continues」のフレーズから。MPCってかっこいいですね!!!
ダンスフロアのようにミラーボールの光が走り回る。
「肌」と「ミスユー」は使われていた気がする。他にもあったような。
勉強不足で申し訳ないのですが、STUTSさんの「夜を使いはたして」のアレンジだそうですね。
ラップも「源さん」って聴こえたのでツアー用に収録してくれてるんですね……。
熱に浮かされながら手を叩いて体を揺らしていると、セカンドステージには他のバンドメンバーと源さんの姿が。
セカンドステージにセットを組んでくれるのありがたすぎる。
正面側のスタンドだったのでめちゃよく見えました。ちゃんと全員が視界に収まるという贅沢空間。
Continuesのラララをみんなで歌いました。

12、KIDS
セカンドステージにて。メンバーは源さん、長岡さん、ハマ・オカモトさん、櫻田さん、石橋さん、カースケさん。
「KIDS」めちゃくちゃに好きなんです!!!!!!!!!!!!
ライナーノーツで「昔つくった『子供』という曲を今の自分が作り直したらどうなるかな、という感じで作った(うろ覚え)」とおっしゃっていたんですが、「子供」好きの私にクリーンヒットしました。
起こされるも眠くて喉を鳴らす風景も、並列に語られる生活の風景も、リアリティと理想の具合がいい塩梅で……。
火の鳥には出会えないが 寝癖の君 鳥みたいだ」ってすご すごい良い……。
これを一日で作っちゃうのがすごいですよね。アウトプットの質も量も尋常じゃない。
アルバム版で足されたシンセの音も大好きで。まどろみのなか聞こえる、ニュース番組のOPとか鼻歌とか、そういう一つ膜を張った向こう側の音、って感じがたまらない。
寝息立てたままステップ踏むようなリズムもかわいいし。とてもかわいい曲。何度でも言うけどめちゃくちゃ好き。
やっぱり生活の歌がいいんですよ星野源さん。そう言われれば久しぶりの生活の歌だったかもしれない。

そして間奏でMPCとドラムのバトル!
東京ではかっこいいバトルが繰り広げられていましたが、福岡ではカースケさんは「びよよ~~ん」で戦ってました。盛り上がる場内。
半径5m! て雰囲気の曲なので、セカンドステージで皆で内側を向いて弾く曲としてめっちゃいい感じでした。さっきから語彙大丈夫か?
ゴリゴリにライブハウス通ってるような人はほとんどいないからソロのときの盛り上がりがあまりない。ここをもっと盛り上がれたらもっとアドリブも熱くなるんじゃないかなあ、と思いました。
源さんの身振り手振りがかわいい曲でした。「背中に頬をつける」とか。
そういえば福岡では「寒くないが 寄り添ったら アイスなどの! 冷たいもの 食べたくなる」と歌っていた。挿入句はうろ覚えですが。こういうのが多かったので福岡の映像がほし~~~~~~~~~~いんですよ……。

13、プリン
セカンドステージにて。
この辺からgdgdMCが始まる。これがめちゃくちゃ楽しくてですね…。
東京初日は遠かったのもあって記憶が全然ないんですけど 寝っ転がってた気がする 「もう俺散々喋ったから。あとはよろしく」と言いながら……あれこれ2日目?

「(全公演:源さん)次の曲、なんと、間奏にMCが入ります!! プリンっていうんですけど……(歓声を受けて)あ、カップリング曲なのにありがとうございます」
「(全公演:ハマさん)ちなみにカースケさんがタイマーで時間を測ってますからね皆さん」
「(全公演:カースケさん、タイマーを見せながら)2分半で切るから。ちゃんとついてこいよ(フリ)」
東京ではカースケさんが東京ドームの厳しい退館時間について語ってくれました。二日目では初日で鳴り物の時間制限について話した内容が違っていたことについての訂正についても。なので2日目はカースケさんがめちゃお話してくれて、それに対して源さんが「あなた! また名古屋のときみたいに『俺喋りすぎたかな……』て凹むハメになるよ!!」と笑いながら突っ込んでた。
福岡でもだいぶ曲が始まる前にわいわいしてて「時間大丈夫なの?」みたいにカースケさんに振ったら「タイマー管理するのは間奏だから」とぶん投げ。笑った。

「この曲はみんなが普段ダサいと思ってる音を出してみようって曲でもあって」という話は東京では曲の前、福岡では間奏だったような。
そしていきなり石橋さんに「ちょっとなんか弾いてよ」と振る源さん。どの会場でも洋楽を弾いて源さんがちょっぴり歌う、という。
その次に櫻田さんに振るも、東京初日はマジでテンパって「じゃあ明日ね!」と宿題にされていたような。
二日目は尾崎豊の「I LOVE YOU」を弾いていらっしゃいました。そして源さんは「I LOVE YOU~ 歌詞が~わからないから~早くおわろ~~」と歌っていた……。
さらに「(源さん)さくちゃんはなんでも弾けるからな~渡鬼のテーマとかいける!?」「(櫻田さん)ええ……(そして完璧に弾ける)」という流れも。おもしろすぎた……。
からの「(源さん)面白いなコレ。朝までやろうぜ!!!!」→朝まで生テレビの曲を石橋さんが弾く→ワハハ
東京2日目が円盤収録のメインだったらしく、「今までで一番人の曲やってるけど大丈夫!?」「大丈夫じゃないでしょ」「え、これカットされるの!? ……そっかあ(しょぼんとするカースケさん)」「そんなしょんぼりしなくてもw」と笑い合う演者たち。楽しそう。
一日目よりも長かったですね。
東京では時間になると唐突にカースケさんがドラムを叩き出し、「いや無理だって!!!」「ついてこいよ」「無理でしょ!! てかベース始まりでは?」みたいな流れで曲が再開されました。
福岡では「このコーナーはマジでなにも決まってない」って話からの、櫻田さんが「さくちゃんはなんでも弾けるからな~ 『愛は勝つ』弾いてよ!」で弾いてました。そして朝まで生テレビコース。
間奏(演奏してないけど)がやけに長いと思ったらそしてカースケさんがタイムキーパーを放棄していらっしゃいました。
「あれ、時間は?」
「もうとっくに過ぎてるけどいいよ、最終日だし。好きなだけやっちゃって!」
という感じ。朝まで生テレビ!!!!!
ハマさんの「ベースから始まるんですよ」って話から、
カースケさん「さらに思い出したけど、ハマくんの『あっ』から始まるよね。俺、あれ好き」
源さん「ハードル上げてくるなあw じゃあ『あっ』からやるか。これ今回はじめてだよね?」
ハマさん「では行きますよ。皆様お静かに………………・『あっ』」→テレーン
やっぱり福岡の映像ほしいんですけど!?

14、くせのうた
「この流れで次の曲、むずくない?w」「大丈夫!」
「久しぶりにバンドでこの曲をやります。『くせのうた』」
さすが、一気に雰囲気を変えて「くせのうた」を披露してくれました。
「寂しいと叫ぶには 僕はあまりにくだらない」というフレーズに出会ったから、私は今こうして源さんのライブにいるのだと思います。
その縁がここまで続いてくれたこと、源さんが今もライブをしてくれていること、曲を作ってくれていること、笑ってくれていること。
すべてが尊いなあ、と。

~一流ミュージシャンからのお祝いメッセージ~

15、化物
「化物」やってくれると思わなかった~~~~~!!!!!!!
頭振りたくなる曲ナンバーワン!!(さっきもあった)
相変わらず、雰囲気を切り替えるときにハマる曲だなあ。
裏拍手拍子もいいけれど、マリンバのところとサビの終わりは跳びたくなるよね!!!
「化物」も初めて聴いたときは痛々しささえ感じるような、ヒリヒリした曲に思っていたんですが、今となっては「見てろよ、強気に行くぜ!」くらいのニュアンスに落ち着いて聴いています。もう純粋に楽しい曲の一つになりつつある。
「Pop Virus」もいつかそうなるのかな、とふと。
最後一気に終わる曲って少ない……というか化物くらいだね?
照明もバツンッと切れて真っ暗になるのかっこいいです。

16、恋
「みなさんも踊ってくれますか。……恋!!」
ウオオオオオオオオ!!!!!!!!!!アガる!!!!!!!
踊るのが苦手なのでサビしかできませんが、周りを見渡すとほとんどの人が踊っていて。
その景色、圧巻です。
本人じゃないのに見ちゃって良いのかな、と思うくらい、すごい景色でした。
そう、ライブって、これだけ広いと演者が見ている景色も体験できるのがとても贅沢だなと思った。
こんなに愛と底抜けの楽しさに満ちた空間にいられるだけでも価値がある。
白状するとテンション上がりすぎて初回は全然踊ってませんでした……超飛び跳ねてしまった。
Continuesではこの曲で金テが飛んだのですが、今回はまだ。まだまだボルテージあげてくよ! ってことだ!!!!
社会現象を起こした「恋」ですら、もうとっくに最新の星野源ではないんだよ。
すごいことだと思う。これからも、どんどん新しい方へと進んでいってほしい。我々ファンが、どうか追い風となれますようにと思わざるを得ない。

17、SUN
すでに10000字を突破しております。なけなしの語彙がすでにパーだ……。

この辺、かつてテープを飛ばした曲を惜しみなく連続で演奏しちゃうのがですね……贅沢でした……。
ラスサビで金テ飛ばないか身構えちゃうよほんと。
そういえばなぜかイントロのシンセで別の曲かと思っちゃいました。3回とも。学習してくれ。
1番と2番でステージの左右に移動してくれてたんですが、Cメロの「祈り届くなら」では跪いて祈りながらベルトコンベアで輸送されてました(笑)
最近ようやく最後のサビの上で泳いでる石橋さんのシンセを聞き取れるようになって、それに気づいてから更にSUNが好きになってんですよね……。
ジミーサムPのシンセがすごく好きだったんですけど、それで培った脳みそを使って聴いている気がします。

18、アイデア
ここでMCを挟む。
「次はとても大事な曲をやります。当時の自分のプラスもマイナスもすべてを詰め込んで、ドキドキしながら世に出した曲。でも、皆さんの反応がとても温かで、それで僕は安心してアルバム制作に取り掛かることができました」(要約)
毎回毎回、ほんとか、と思っているのですが、今の源さんでも挑戦を不安に感じるんだな、と。
確かにアイデアを初めて聴いたときはびっくりしたけど、星野源という人の生き様、立ち姿を見ていたらわかる延長線上にあるのも確かで。
初めて聴くのにずっと前から知っていたような気もした。イントロというかキーになるメロディは源さんだな~って感じだし。
だからこちらとしてもそこまで怖くなかった。

水色と白の光が客席から空を目指すように照らす。
まばゆい。ただただ、まばゆい。
「おはよう 世の中」から始まるこの曲。やはり源さんの曲はどうあっても生活の歌なんだ、と改めて感じた。
「すべて超えて届け」で、源さんから客席に、心を投げるようなライトが私達を照らす。
一転、2番では暗闇の中吐く呪いのような歌詞が始まる。
でも、やっぱりCDで聴いていたときの感覚とは違って。
もっとしっかりとした足場から届いた気がした。
そして三浦大知さんが振り付けしたダンスを背に、源さんが花道を歩く。
無音になる。ステージから放たれた最後の音が、ドームをなん往復か反響して、人の海に吸収される。
源さんがまっすぐ歩く。
5万人の沈黙に、こんなに価値を感じるとは思わなかった。
私が参加した中だと福岡公演がほぼほぼ無音でした。嬉しかった。
弾き語りパートを終えると、どこからともなく現れたセグウェイに乗ってステージへと帰る源さん。
一気に雰囲気が緩む。
からのラスサビ! そして飛ぶ金テ!!
アリーナは無事取ることができました。
セグウェイがあったから明るい気持ちでラスサビを迎えることができた。よかった。……と思うくらい、弾き語りパートの圧倒される感じはすごかったです。
そして、最後にもう一回「とーーーどーーーけーーーーー!!!」と叫ぶように歌った源さん。
泣いてしまう。「今の星野源」が加えたアレンジが「届け」なんだなあと。
目的語は私ではないだろうが、副産物だろうが、ここにいる5万人には届いているよ、と確信した。
私はアイデアのアウトロ2周めの引っ掛けるところが不屈感があって大大大好きなのですが、公演では曲全体から不屈というか諦めない精神を感じ取れて幸せでした。
イデア、大好きな曲です。

19、Week End
この曲、スペシャの受賞パフォーマンスでも披露していたようで。
実は家族が当てて現地にいたのですが、私は旅行に行っていたため同行できず。家族のレポを泣きながら聞いていました。すごく良かったらしい……。
感嘆するほどの景色だったと。羨ましい。
この曲は本当にライブで化ける曲というか、これは恒例になる曲だな、とエロボヤの時に感じた曲。すごく景色も素敵だし、極まるし、ああ源さんのライブに来たんだな、と感じる曲。
今回も例に漏れず、いや、これまで以上に素敵でした。
源さんが叫んでいた「生活を踊れーー!!」という言葉が全てだった。
ステージの上に一人立つ星野源という人間も、5万人のうちの一人である私も、生活を抱えているという点では同じなのだ、と納得した。
それぞれが抱えるものは全然違うけど、だから全員違うぐちゃぐちゃなフロアが生まれるんだな、と感じた。だからこんなにライブで輝く曲なんだなと。
そしていつもテープが飛んだ後にやるから客席が煌めくんですよ…魔法にかかったような空間…。

20、Family Song
本編最後の曲。
福岡、前の席が4人家族だったからめちゃくちゃに沁みた……。
おそらくお母さんが一番のファンだったのだと思うけど、幸せだろうなあ……と。
お父さんは裏拍手拍子に戸惑っていました。
幸せは長く続かなくても、生活は続く。という源さんの基本姿勢。
「知らない」に代表される、どんなに絶望しても続いていくのだ、というある種の諦めは「そして生活は続く」に集約されるのだなあ、と。
源さんのエッセイは好きなんだけど、悔しくなるので読んでない物が多い。買ってはいるのだけれど。
……すでに1ヶ月前の記憶なので全然思い出せない。
「Family Song」が最後の曲なんだなあ、としみじみしたのは覚えている。
前の曲が「Week End」だったの、ウソか!? って思うくらいにあたたかな空間で。
源さんも言ってたけど、福岡の雰囲気は本当にあたたかでした。

En. 1、君は薔薇より美しい
い つ も の 。
と思いきやニセニセ明でした!!! 初回全然わからなかった……なんならMPCで操作してるのも気づかなかった。
STUTSさんかっこかわいいな……。
ウソノ晴臣さんはフラグだなと思ったけどいざ見たら笑っちゃうね!
1番のとき、画面に映っていたのは事前の映像だ! と言っている方がいて、どんだけ見てるんだよ!!? と……。
観察力ね。キンプリのときも思うけど。
ハマさんと花道をヌルヌル歩く偽ニセ明、面白かった。
もう君薔薇は一生続いていってほしい。様式美の中の創意工夫ってめちゃくちゃおもしろいし。
個人的には、一度アイドルのコンサートみたいな、どでかい風船が跳ねてほしい。いつか。言うのはタダ。

En. 2、時よ
この曲やってくれてよかった~~~~~!!!!
ブラスがね! 華やかで華やかで!
ブラスがいるとなんとなく、全方向に波状攻撃されてる感じがあって好きなんですよ。
しかしギターはバンドが大きくなってもしっかり目立つというか、存在感がすごい。
私の耳が中高音しか聞き取れないだけってのもあるんだけど、アウトロの下ハモ? が好き……。
もう記憶が霧消しているので思い出されるのがこんてぬの映像なんですけど、あの源さんの横顔もとても良かったよね……。

En. 3、Hello Song
これ、この曲。
この曲を浴びるまで、「ラストの曲は「Hello Song」なんだろうけど「Friend Ship」も聞きたかったな~~」などとぬかしていました。
けど、ああ、これが最高なのだと。この瞬間が、正しく最高なのだと、分からされたなあ。
愉快な和音、タップダンスのようなドラム、駆け上がる音階と100%で観客を照らす真っ白な光。
そして、「最後の曲です! 今日は本当に、本当にありがとうございましたーー!!!!!!」と舞台のど真ん中で声を上げる源さん。
本当に、本当に、お礼を言わなきゃいけないのは私達のほうで。
こんな日を与えてくれて、今日という日まで生き抜いてくれて、こんなに素敵な音楽を作ってくれて、本当にありがとうございます。
そんな日の極点がまさにこの曲のこの瞬間だった。ドームを真っ白に眩ませたのは源さんの後光だ。
いやもうね、真っ白なんですよ照明が。常に。いや違ったかもしれないけど。
これが一階席が一番良かった!!! という一番の理由なんですけど、照明が直撃するんですよ。多分上にも書いてるなこれ。
一番よっしゃーー!! って思ったのは、サビの「Hello」で手を前に振る(なんて言えばいいんろう、あの動作)のを割と癖でやってたら、そういう人たちからワーっと広まって最後には多くの人が同じようにしていたところです。(一番一番言い過ぎ)
決して自分が広めたというわけではなく! ほかの会場でもあったようだし、同時多発だと思う。
この曲はサビで表と裏がひっくり返る(フレーズの終わりで戻る)ので、ずっと手拍子し続けることができないんですよね。
でもサビの前半は手拍子しないと収まらない(気持ちが)曲なのがずるい。
そういう動きはどちらかというとライブハウスの文脈なので、源さんのライブでそういう景色が見られたのは嬉しかった。
曲自体はやっぱり、というか、すごく苦しくてでも笑う曲で。でも、この場には透明な歓びと楽しさがあった……。
いやあ、ACで流れてたバージョンもCDバージョンも好きだけど、こんな景色の中でやられちゃあ、こんな質量の音と思いをぶつけられちゃあ一番好きにならざるを得ない。
悲しいのはこれを次に浴びれるのは円盤だということ!(NHKでやってたけどBD画質が待たれるところ)
アウトロで、声を張り上げる源さんの姿を、とても近く感じた。
東京2日目「もし、この世がぐちゃぐちゃになっても!! また会えるなら!! 笑顔で会おう!!!!!!!!!」
福岡「毎日ほんっとーーーーーーにクソだけど!! でも!!! また会えるから!! 笑顔で会いましょう!!!!!!!!!!」
いやこんな こんなこと言われて、正気でいられるか?
何千年か、何万年か、人間が滅びたあともこの曲が残った未来がよぎったよ。
またこの曲と出会う未来がある。そう思えたのは紛れもない幸せだった。
2/28東京公演では、曲が始まる前に「星野源をこれからもよろしくおねがいします」と深々と頭を下げていた。
手が痛いのも忘れていつまでも拍手をした。
ここまで来ても、最後までお辞儀し通すのが星野源という人間なのだな、と。
こんなに売れて、一番大きなハコでライブするようになって。
もうファンが見る「星野源」という人は理性とプロモーションで何層にもコーティングされた人なのだろうと思うとやや寂しい。
でも、ライブではもしかしたら、テレビで見るよりラジオで見るより一枚服を脱いだ源さんが見られるんじゃないか、と期待してしまう。
2/28東京公演は、ほんの少し見えたような気もしました。それすらも営業なのかもしれないけれど。

そして、バンドメンバー・ダンサー・寺ちゃんが花道に一列になってお辞儀をする。
「ありがとうございました!」「本当にありがとう!」「大きな拍手を!!」!
BGMに「Pop Virus」が流れている。挨拶が終わるとみんなに「走れ~!」と。
「なぜなら、Pop Virus、最後に1コーラスみんなで弾くからです! 間に合うかっ!!」
すっかり明るくなっていた会場にさらに照明が足される。
そして、音モリモリの「Pop Virus」が奏でられる。
ほんとーーーーーーーに、幸せの極点だった。
2曲めに演奏していた曲と同じとは思えなかった。あの怖いMVと同じ曲とは思えなかった。
裏拍の手拍子と合唱が満ちる。広すぎてあまり聴こえないけど、満ちているのがわかる。
もうテンションに追いつけないなんて思いは消え去ってました。
源さんに煽られるままに歌って、手を叩いて、飛び跳ねた。
「Pop Virus」、こんなに幸福な曲だったのかあ。
紛れもない、永遠がそこにあった。こんなとこにあったのか、と笑っちゃうくらい、あの瞬間は永遠だった。